2016年6月20日月曜日

"Nordic Blue"


北欧のプロダクトに多い「青」色。
寒い国ならではの情景にまつわる冷感などからも喚起されるイメージカラー。実際、青系の顔料や染料があちこちに用いられていることが多く、そのこだわりは工業規格上の慣用色数にも表れています。例えば日本では、JISの設定上、藍、群青、瑠璃など、青系は20種ほど。しかし、北欧ではなんと80種以上あるとか。フィンランド・イッタラ社でも「未だかつてない青を生み出す」ことがデザイナーたちの課題のひとつになっているそうです。

暑い夏、青を中心に店内の模様替えをしていきますと、本当にたくさんの青が、涼しげな景色となって空間を彩っていきます。それらはさらに、陶器やガラス、金属など素材を下地に千変万化を遂げ、まさに「北欧の青」を堪能させてくれます。

余談ですが、青は食欲を減退させる色と言われております。食器に用いれば、ダイエットなどを考える際にも重宝するかも?しれませんね。